
築100年の趣を感じさせてくれるO邸の母屋。

今年86歳を迎えるお祖父さん

18畳を越える広々としたLDK。

階段へ通じる1Fの廊下も広々としています。
築100年の趣を感じさせてくれるO邸の母屋。
今年86歳を迎えるお祖父さん
18畳を越える広々としたLDK。
階段へ通じる1Fの廊下も広々としています。
明治時代の村長、昭和初期の町長を勤めた名家のO邸と松井工業のお付き合いは、昭和50年におくどさんを台所、土間をトイレになどの改装をしたことに始まります。
今回のリフォームは、離れで生活していた若夫妻とその息子さん二人が母屋に引っ越すことに決めたことによります。
お祖父さんの「孫たちに窮屈なところで勉強されるのは忍びない。私たちは離れの隠居部屋へ」の一言で若夫妻と孫たちは母屋の2階へ大移動。
それに伴って、1階内玄関からリビングや応接室を通らずに2階へ上がれるように階段も移動し、2階は、体格のいい孫たちの事を考えて天井を高くしました。
何しろ築100年の本格木造住宅ですから、天井を高くするには苦心惨憺。一部梁を見せてその上に天井を設けることで解決。梁は洗いをかけることによってやわらかい色が出て、思っていたよりも美しい効果を発揮してくれました。もともとは土壁で採光も良くなかった2階の部屋がホルムアルデヒドに対応したクロス張りで明るく大変身。
「天井が高くなって、空間を広々感じるし、梁がむき出しになったデザインが孫たちはとっても気に入っています。」とお祖父さんが語ってくれました。
2階はどの部屋も梁が見えてて、家の歴史を感じさせてくれます。