健康に永く住まう工夫

創業80年を誇る「近江花園」さんは10年来の松井工業ファン


アメリカンショートヘアーのチャーミーと麗子さん。


近江花園さんの店頭で記念写真。真ん中が娘さんの史子さん。主に花の仕入れを担当しています


使い勝手が良くなったキッチンルーム。中でもIHクッキングヒーターはIさんのお気に入りです。


2間続きを1ルームにしたことによって部屋が広くスッキリしました。

今回の近江花園さんのリフォームのきっかけはトイレの排水が詰まり、ガス漏れまで発生したことによります。

「でも、床をはがすだけではある意味もったいないので、リビングルームもキッチンも、使い勝手を考えてリフォームしてもらいました。以前に3階をリフォームしたのも、2階をリフォームしたのも、それに娘のマンションのリフォームも松井工業さんにお願いしました。住まいに手を入れるときは、ここ十年来松井工業さんにお願いしています」

そう語ってくれたのは、創業80年を誇る花屋さんのIさん。今も娘さんや従業員の方と花屋さんを切り盛りし、現役バリバリです。

娘さんたちが“スープの冷めない距離”にいて、しばしばリビングルームでホームパーティを開いています。傍らで愛猫の茶美(チャーミー)が麗子さんの言うことを驚くほど良く理解し、フローリングにちょこんと座って、いかにも絵になるリビングルームです。

「どんな商売でも同じだと思いますが、頼む側と、頼まれる側のいい関係づくりが大切だと思います。いわば信頼関係とでもいうのでしょうかね。それができれば少々の無理も頼みやすいし、また頼まれた人も、気持ち良く対応しようとする。“志は木の葉に包め”という諺があるように、志があれば、外見を飾るものではないのです。

若い職人さんが遅くまで仕事をしていてくれる。熱心な仕事ぶりは見ていて気持ち良いし、感心しますよね。そんな時、『帰りにラーメンでも食べて』と寸志を渡す。疲れていても、『明日もがんばろう』そんなふうに思うのではないでしょうか。

それと昔から、“おしゃべりな大工さんはダメ、無口な人がいい”といいます。その点、松井工業の寡黙でコツコツと仕事をこなす大工さんの、私はファンなんです」近江花園さんのますますのご繁栄を、との思いを強くした取材でした。

改修前の図

改修後の図